センパイ!
学生の想い、卒業生の想いを聞きました!

子どもたちの成長を促すために日々、まい進!
ピアノ演奏や手遊びなど大学で得たスキルが活きている

吉見町立よしみけやき保育所 勤務
大澤 貴弘さん
教育学部 こども教育学科 幼児教育コース 2021年3月卒
武蔵越生高等学校 出身
卒業生_WEB_大澤

子どもたちが一生懸命に努力している姿を見るのが、本当に嬉しい

2020年4月から吉見町 子育て支援課 保育係に配属され、保育所の保育士として働いています。現在は、2歳児クラスの担任となり、子どもたちを見守り、クラスみんなで成長していくことをサポートしています。
 
日々、ピアノ演奏や絵本の読み聞かせ、手遊びやダンスなどを取り入れながら保育に取り組んでいます。また、保護者の方と信頼関係を築くのも大切な業務です。子どもたちの様子を伝えるために毎月「クラスだより」を発行するほか、普段から一人ひとりの成長の様子を保護者にもお伝えし、喜びを共有するようにしています。また、相談にも丁寧に応えて、保護者の不安を少しでも和らげることができればと考えています。

子どもたちの成長を促すために、「言葉にしてほめる」ことを実践

仕事のやりがいを感じるのは、何といっても子どもたちの成長を間近で感じられたときです。例えば、普段絵本や紙芝居などにあまり興味のない子どもが集中して聞いてくれたときや、体操やダンスが苦手な子どもが楽しそうに体を動かすようになったとき。お楽しみ会や運動会の練習に一生懸命取り組んでいる姿を見たときにも、とても心を動かされます。日常生活の随所に嬉しいことが散りばめられているので、毎日がとても刺激的です。
 
子どもたちの成長を促すために、「頑張ったことに対して、きちんと言葉にして褒めてあげる」ことを普段から実践しています。例えば、着替えを途中まで一人でできるようになった子どもには、「できたね! すごいね!」「次、着替えるときには、ここまで一人でやってみようね」などと、前向きな声を積極的にかけています。

淑徳大学の実践的な授業が、今の自分を支えている

淑徳大学では、ピアノの練習やパネルシアターの制作など実践的な授業が多く、それらで培われたスキルは、今の保育現場で活用できるものばかり。また、座学で学んだことも研修などで同じキーワードが出てくることが多く、「淑徳大学のカリキュラムは、教育現場のニーズに即した内容だった」と、実感しています。
 
同時に、保育現場では実習で学んだこと以外の業務も多く経験しています。例えば、保育計画や保育日誌などPCに向かう業務もその一つです。多様な業務に向き合いながら、保育士の仕事の幅広さを改めて感じています。
 
今年度は、保育士になって4年目となります。子どもたち一緒にとさらに充実した時間を過ごすために、同じ保育所に勤める先生方から良い面をたくさん吸収し、自身のスキルアップに励みたいと思います。