今回は、先日行われた歴史学科のオープンキャンパス体験授業について、少しご紹介します。
お題は、「戦国大名伊達氏とは?―『塵芥集』を読み解く―」です。
「塵芥集」とは、戦国時代に伊達氏が制定した分国法(家法)で、
約170もの条文が集められた法令集です。
なかには、「なぜ、伊達氏はこのような法を作ったのだろう?」と不思議に思える条文もあります。
今回は、そのような条文の1つ、川利用についての法令に注目。
「川に流して問題になったモノとは?」
「川で行って問題になった行動とは?」
いくつかの謎を解き明かしながら、
戦国大名とは何か? 伊達氏とはどのような大名か?
といった課題にも迫っていきました。
体験授業に参加した方からは、
いろいろな視点から、当時の様子を読み解いていくのがとても面白かった。
今川氏や朝倉氏の分国法はどうなのか、興味が湧いてきました。
このような声をいただきました。
次回のオープンキャンパス体験授業は、8月24日(日)です。
どうぞお楽しみに。