歴史学科には、大学卒業後「教員になりたい!」という志をもった学生が多数在籍しています。
こうした学生が中心となり、2014年11月に教職サークルとして「淑徳大学師道塾」が発足しています。
そして今年2015年の11月19日(木)、この教職サークルに第2期生を迎えるべく「発会式」を行いました。
当日はすべての授業が終了した18:00からの開式で、学園祭直前の忙しい時期にもかかわらず、20名以上の学生が参加。
発会にあたって歴史学科長の森田喜久男教授から熱いエール。そこに学生たちの真剣な視線が注がれます。
森田教授からは、「試験に合格するためだけの勉強はするな!」という熱いメッセージ。
ここに集う学生への期待の表れです。
続いて教職運営委員会の遠藤ゆり子准教授からお話。
遠藤准教授からは、教員採用試験に関する具体的な説明がありました。
中学社会や高校地歴科の採用枠は非常に少ないのが現状。
それを突破するために、1年次から計画的な学びを進めていくことが大切であることが説かれました。
次にこの教職サークルで実際に学びを進めている第1期生の2年生3名から、後輩に向けての言葉。
澤田星輝(サークル長)君、佐藤大貴君、池田駿一君が、今どのような学びを続けているのかについて説明しました。
2年次生はすでに「模擬授業」を開始しています。
そこでは担当教員から厳しい言葉を投げかけられることもあります。
ただ、「そうした厳しさの中で鍛えられることによって授業が改善されていく」、というお話をしてくれました。
最後に2期生全員で記念撮影。
ここに集う「未来の教師たち」。
いい顔をしています。
確かな知識と教育スキル、そして人格の陶冶(とうや)を目指した学びが今日からはじまります。