歴史学科1年の黒木理です。2月4日、8日に小柳先生を招き特別講習が行われました。考古学研究会の8名が参加、特別講習では、石器の計測方法について学びました。
まずは書き出すための鉛筆削りから。芯を伸ばす必要があるのでカッターで削る。
小柳先生から方法を習い1年は球形の石器、上級生は石斧の計測に挑戦。
石器の形を方眼紙の上に点描で写す。時間がかかる上にずれが生じてはいけない根気のいる作業。
次に石器の高さを定規などで測る。立体の石器を平面の方眼紙の上に描き出すためには数値にも角度にも気をつけなくてはならない。
形が写し終わると次は石器表面の凹凸を写し陰影をつける作業に入る。先生からの指導を受けつつ達成。
8日は、1年が黒曜石の計測に挑戦。球形の石器より高さが測りにくく苦戦。形を写した後も黒曜石の陰影がわかりにくい。前日よりも難易度が上がったものの慣れもありなんとか達成。
歴史を学ぶアプローチはただ知ることだけではありません。これから先大学生活を送っていく上でより多くの手段を持つことは大きな強みになると思いました。
改めて小柳先生にお礼申し上げます。