9月12日(木)に、第一回「しゅくとく千葉コミュニティカレッジ」 が千葉市生涯学習センターにて開催されました。
市民向けの公開講座であり、共催は(公財)千葉市教育振興財団です。
よりよい地域社会をどのようにつくっていくべきかを共通のメインテーマする、全5回の講座です。
コミュニティ?カレッジの目的は、地域住民への学びの機会を設け、大学と地域との交流を図ることにあります。
第1回目は、青柳涼子准教授による「家族学から見たこれからの社会」でした。
司会や受付、誘導など、1年Bクラスが担当しました。
はじめに、家族とは何かについて、参加者とともに考えました。
家族の定義は多様ですが、青柳先生によると、家族社会学では以下の定義が主流だそうです。
「家族とは、夫婦?親子?きょうだいなど少数の近親者を主要な成員とし、成員相互の深い情緒的かかわりあいで結ばれた幸福追求の集団である。」(森岡,1997)
(引用)(森岡清美,望月崇『新しい家族社会学』培風館,1997年)
晩婚化のデータとして、生涯未婚率(50歳児の未婚率)が男性の場合、5人に1人、女性の場合は、10人に1人が未婚です。
一方、高齢化のデータとしては、現在は、総人口の約4分の1が65歳以上人口です。2060年には全人口の40%が65歳以上となり、更なる高齢社会が待ち受けています。
高齢化社会に伴い、孤独死が増加しており、国全体の問題となっています。
講座終了後、参加者の方々にアンケートを実施しました。
アンケート結果として、「データを交えながらの説明は、とてもわかりやすかった、面白かった」などの感想をいただきました。
次回は、10月3日(木)瀧直也准教授による「地域社会を明るくするレクリエーション」です。