11月23日(金)、コミュニティ研究ⅢDクラスで加曽利貝塚を訪問してきました。加曽利貝塚は、約5000年前から形成された、日本を代表する貝塚です。昨年10月、文化財保護法の規定による特別史跡指定をうけました。特別史跡とは、国が指定した史跡のうち、学術上の価値が特に高いもので、日本の文化の象徴とされるものです。国宝と同格となっています。
当日は、ボランティアガイドさんに出迎えていただき、加曽利貝塚博物館を案内していただきました。縄文文化の解説にとどまらず、どのようにして加曽利貝塚を保存し、展示できるよう努力されてきたのか、そのお話が印象的でした。
また、火おこしの体験もさせていただきました。「弓ギリ法」という弓と杵を使う方法で、案外簡単に火がおこせるということを知りました。
千葉市出身の学生は、小学校時代に訪問した経験がありましたが、大学生として改めて訪問すると、加曽利貝塚をいかに保存するか、千葉市の財産としていかに活用するかといった、別の視点から学ぶことができました。
ご案内いただいたボランティアガイドの皆さまと、加曽利貝塚博物館の方々にこの場を借りて御礼申し上げます。(文責:山本)