女子卓球部(全日本優勝チーム)が釜石市で復興卓球講習会を開催

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11月5日から7日まで、埼玉みずほ台女子卓球部の精鋭が岩手県釜石市を訪れ、卓球講習会を開きました。

参加したのは、4年生 石垣優香さん、大場咲陽子さん、3年生 馮叶さん、白鳥舞さん、2年生 松澤茉里奈さんという、全国でもトップクラスの面々。 この会は淑徳大学震災ボランティアセンターが石巻市卓球協会の呼びかけに応じたもので、釜石市民交流センターと大槌町吉里吉里地区体育館の2カ所で 市内中学校の卓球部員や、一般の卓球愛好者の方々とスポーツを通じた交流を深めました。

詳細が釜石新聞に掲載されましたので、どうぞお読みください。→ 復興釜石新聞11_09.pdf

ちなみに、淑徳大学埼玉みずほ台キャンパスの女子卓球部は先月の全日本卓球選手権大会で団体優勝、全国トップに輝き、大学選手権個人戦では、2年松澤茉里奈さんが優勝、4年石垣優香さんが準優勝という成績を誇る全国有数の名門チームです。


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一行は講習会の後、野田武則釜石市長を表敬訪問し、また仮設住宅で、入浴剤などをお配りするボランティア活動にも参加させていただきました。


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松澤さんの「卓球ブログ」に感想がありましたので、一部抜粋してシェアさせてもらいますね。

以下、http://nblog.mrsc.jp/cat/55/ より


「地震が起きてすぐに、私も6年間青森にいたので同じ東北としてなにかできることがあればなにかしたいと前々から考えていたのですが今回できてとても嬉しかったです(^-^)

実際に地域の方と触れあってみて、元気をあげるために行っていたのに私たちが励まされ、皆さんに元気をもらうことができ、役にたてたか分かりませんがとても楽しい時間をすごすことができました。

感想の言葉で私たちに一言くれたときに辛いと思うのに泣きながら地震の話をしてくれる姿を見て私も少しうるうるときてしまいました(TT)

また仮設住宅へ行き、そこに住んでいる方と接してみたら二年間しかそこにいることができず絶対不安があるのに、みんな優しく「ご苦労様!」や「ありがとね!」などと声をかけてくれたり、部屋に上がってお茶でもどう?などと言われ優しく接してくれました。

話を聞くと他の家族は違う避難所に逃げたけどそこも流されてしまい、独り身になってしまった人がいたり、仮設住宅は壁が薄いのでやはり隣の人の音が気になるということもしばしばあるみたいでした。

そういう話を聞くと本当に私たちは恵まれていて、しかもそういう方々に応援までしてもらっているので、これからもっと頑張り、感謝の気持ちを持って頑張らないといけないと思いました。」