センパイ!
学生の想い、卒業生の想いを聞きました!

授業で学んだ大量調理の経験を活かし
食べる人が笑顔になる給食を作りたい

内定先 株式会社グリーンハウス
村山 雅哉さん
看護栄養学部 栄養学科 4年生(2023年取材時)
拓殖大学紅陵高等学校 出身
栄養_WEB_村山

管理栄養士になるためのカリキュラムが充実

子どもの頃から食べることや調理をすることが好きな私は、食に関わる仕事がしたいと思い、国家資格を取得して活躍できる管理栄養士をめざしました。淑徳大学は、管理栄養士の国家試験合格率が高く、カリキュラムも充実しています。また、オープンキャンパスに参加した際、学生や大学構内の雰囲気が良かったことも決め手となり、入学を志望しました。
 
栄養学科の良さは、調理を基礎からていねいに学べるところです。1年次の授業には、座学で基本を学ぶ「調理学」と、実際に調理を行う「調理学実習」があります。座学のあと、先生が1度デモンストレーションで調理を行い、それを見ながら実践するという流れです。いきなり調理からスタートすることはないので、料理経験が少ない人でも安心して学ぶことができます。

大量調理の実習で、チームワークの大切さを学ぶ

印象に残っている授業は、3年次の「給食経営管理論実習」です。100食以上の大量調理を行う実習で、大量調理の計画から調理、評価まで学生主体で行います。グループごとに管理栄養士役と調理役に分かれ、管理栄養士役の場合は事前に立てた献立通りに作れるよう、調理役に細かな調理手順を伝える工夫が必要です。調理役の場合は、決められた提供時間内に調理をするための調理機器の選定や、ほかの献立と調理機器や器具が被らないことも念頭に置く必要があります。実践するなかで、自分のチーム全体への細かな配慮が必要になることを学びました。
 
大量調理において特に重要性を感じたのが、作業を円滑にするための声掛けなど、コミュニケーションを取ることです。そうした工夫を行いながら調理し、無事に完成した時の達成感は忘れられないものになりました。

キャリア支援室の手厚いサポートが役に立ち、志望の企業に就職

私は調理に関わる仕事がしたいと考えていたので、委託給食会社に絞って就職活動を進めました。キャリア支援室には、卒業生が残してくれた面接内容などの資料が保管されており、就職活動に大変役立ちました。また、エントリーシートを先生や職員の方に見てもらい、添削をお願いできたのもありがたかったです。手厚い就活支援のおかげで志望する企業から内定をいただくことができました。「基礎栄養学」や「応用栄養学」の授業などで学んだ知識を活かし、給食を食べてくださる方々の健康をサポートしつつ、笑顔にできる食事を提供したいです。
 
栄養学科では、1年次に座学や実習でしっかりと基礎を積み上げ、そこから応用の学びに広がっていきます。調理経験が少ない人は、勉強や実習についていけるか不安に感じるかと思いますが、すべて基礎から学べるので心配いりません。また、国家試験対策などの学習支援も充実しており、学べる環境が整っています。さまざまなことにチャレンジし、充実した学生生活を過ごしてください。