センパイ!
学生の想い、卒業生の想いを聞きました!

プログラミング教室「ShukuLab」を主催
その経験を活かし、エンジニアの道へ

内定先 株式会社パソナ(エンジニア職)
荒木 優一さん
経営学部 経営学科 4年生(2023年取材時)
東京都立向丘高等学校 出身
経営_WEB_荒木

プログラミングを学びたい学生に向けて、プロジェクトを立ち上げた

淑徳大学 経営学科の魅力は「出る杭を伸ばしてくれる」ところです。少人数制で一人ひとりに寄り添った教育が受けられることもあり、学生の「やってみたい」という声を尊重し、支えてくれる風土があると感じています。私が企画した学生向けプログラミング教室「ShukuLab」も、親身に見守ってくれた教職員の存在があったからこそ生まれたプロジェクトです。
 
私は、プログラミング教室でのアルバイトやIT企業のインターンシップなどを通し、プログラミングを学ぶハードルの高さを感じていました。興味があっても一歩踏み出せないという人も、安心してプログラミングを学ぶ機会を作りたい……そうした思いを胸に「ShukuLab」プロジェクトを立ち上げました。実際に受講した学生からは、「難しいと思っていたけど、できるようになってよかった」という感想はもちろん、「プログラミングに興味を持つ友人を作ることができた」という声もいただきました。ITスキル向上だけでなく、コミュニティ作りにつなげることができ、大きな手ごたえを感じています。
 
卒業論文も、「経営×プログラミング教室」をテーマに選びました。具体的には「プログラミング学習をすることで、経営者に必要なスキルは育成されるのか」という問いを、「ShukuLab」受講生のアンケートやヒアリングを通して研究するというもの。先行研究が少ないため難しさを感じることも多いのですが、「ShukuLab」プロジェクトの担当教授が手厚くサポートしてくれるので、安心して研究を進めることができました。

培ってきたITの力で、困難を抱える人々や社会問題にアプローチしたい

私が経営学科に進学を決めたきっかけは、企業の広報として働く父の姿を見て、広報という仕事に興味を持ったから。広報になるためには、企業の事業企画やマーケティングなどの知識が必要だと知り、おのずと経営学科をめざすようになりました。
 
しかし、大学入学後に始めたSTEM教育のインストラクターのアルバイトを通して、プログラミングやIT分野により興味を抱くようになりました。もともと子どもの頃からパソコン作業が得意なこともあり、約2か月の研修を経て受講生の前に立てるほどに。その後も、プログラミングスクールのインターンシップや、ITの力で学習支援を行うNPOなどに参加し、自分のスキルを活かせる仕事がしたいと考え始めました。
 
卒業後は、オファーをいただいた株式会社パソナでエンジニアとして働きます。株式会社パソナの企業理念は「社会の問題点を解決」するというものです。私がこれまでさまざまな活動に取り組んできたのも、「人のために役立ちたい」という思いがあったからこそ。思いを同じくするこの企業で、自分の持つITの力を活かし、困難を抱える人や社会問題にアプローチしていきたいと思います。