センパイ!
学生の想い、卒業生の想いを聞きました!

行政の立場から福祉に携わり
住民の方々が安心して暮らせる地域をつくりたい

内定先 特別区葛飾区役所(福祉職)
大川 楽人さん
総合福祉学部 社会福祉学科 4年生(2023年取材時)
東京都立足立新田高等学校 出身
社会福祉_WEB_大川


多岐にわたる福祉について、分野ごとに専門の先生から学べる

高校生の時から福祉の分野で人の役に立つ仕事がしたいと思い、社会福祉士の資格が取れる大学への進学を考えていました。資格取得を第一目標にしていたこともあり、合格率が高く、福祉について深く学べる淑徳大学への入学を決めました。
 
福祉といっても分野は多岐にわたります。私自身、福祉に対して高齢者介護のイメージを持っていました。ですが入学してからは、児童や障害、社会保障や財政面など、「こういうことも福祉に関わることなのか」と、福祉の幅広さを実感しました。
 
社会福祉学科には分野ごとに専門の先生が在籍しています。そのため、興味を持った分野については授業で質問したり、理解が足りない部分は先生の研究室にうかがって話を聞いたりしていました。気軽に質問できる環境が揃っていたので、どの分野においても知識を深めていくことができました。

グループディスカッションを通し、視野や思考の幅が広がった

4年間の学びのなかで一番刺激を受けたのは、3年次のゼミの授業です。授業では毎回先生からテーマが定時され、グループディスカッションを行いました。出題されたのは「ヤングケアラー」や「安楽死の意思決定」など、難しいテーマがほとんどでした。話し合った内容をグループごとに発表していくのですが、絶対的な答えがないテーマばかりだったため、グループによって答えはさまざまでした。私の考えとは違った意見をたくさん聞くことができたので、視野や思考の幅が広がるきっかけになったと感じています。

公務員試験対策講座を活用し、志望する地域で内定を獲得

就職活動は、公務員一本に絞って行いました。公務員試験の勉強を開始したのは、3年次の夏頃から。大学には同じく公務員志望の友人が多かったため、互いに切磋琢磨しながら試験や面接に臨むことができました。
 
公務員試験は一次で筆記試験を行い、内容は、英文や社会、時事問題、論文など幅広い分野から出題されます。淑徳大学には「公務員試験対策講座」があり、私は苦手だった論文の添削を何度もお願いしました。ほかにも、公務員試験を受けた先輩方と交流する機会があり、試験の傾向や勉強方法を教わるなど手厚くサポートしていただきました。そうした後ろ盾のおかげにより、志望していた東京23区の特別区で内定をいただくことができました。今後は行政という立場から、地域住民のみなさまが安心して暮らせる地域づくりに励んでいきたいと考えています。
 
「福祉」と一言でいっても、福祉に対する関わり方はさまざまです。これから入学されるみなさんは、ぜひ淑徳大学で自分なりの「福祉とは何か」を見つけてみてください。