センパイ!
学生の想い、卒業生の想いを聞きました!

一人暮らしで鍛えた“生活力”で
多忙な実習期間を乗り越えられた

内定先 青森県庁
佐藤 開さん
看護栄養学部 看護学科(2023年取材時)
青森県立八戸西高等学校 出身
一人暮らし_WEB_佐藤

地元の青森から千葉へ。兄との2人暮らしからスタート

母親が保健師だったこともあり、中学生の頃から保健師をめざしていました。淑徳大学 看護学科は保健師の合格率が非常に高かったことと、1年次から臨地実習で現場経験を積める点に惹かれました。地元は青森ですが、兄が千葉県の大学に通っていたこともあり、千葉キャンパスのある淑徳大学への進学を決めました。
 
入居したのは、兄と2人で暮らせるアパートです。最寄りは稲毛駅だったので、通学は稲毛駅から蘇我駅まで電車で行き、蘇我駅からはスクールバスで通っていました。キャンパスまで1時間ほどかかりましたが、閑静な住宅街で雰囲気もよく、スーパーが近くにいくつかあって生活しやすい環境でした。井戸水を引いていたことで水道料金が抑えられたのも、自然豊かな千葉県ならではだと思います。私が3年生のときに兄が大学を卒業して引っ越したため、3年次からは一人暮らしも経験しました。

節約のために始めた料理が、生活の中でのリラックスタイムに

生活するうえで特に気をつけていたのは、食事とそれにかかる食費です。実家にいた頃も料理はしていましたが、自分で何でも作れるようにと、入学する半年前から料理の練習をしました。また、節約を意識していたので外食はせず、できるだけスーパーで食材を買い、手料理を作ることを心がけていました。好きなラジオや音楽を聴きながら料理をすることが日常の楽しみで、リラックスできる時間になっていたのも、料理を続けることができたポイントだったかなと思います。
 
兄との生活や一人暮らしをするなかで成長を感じたのは、忙しい状況でも生活リズムを乱すことなく過ごせるようになったことです。看護学科は特に実習が多く、実習期間中は忙しい日々が続きます。平日は帰宅後、お風呂に入って寝ることしかできず、家事は何もできませんでした。ですが、そうした状況下でもきちんと生活ができるよう、週末に料理の作り置きや、洗濯、掃除など最低限の家事をまとめてするよう心がけていました。毎日着る服も多めに用意してセットしておくなど工夫したことで、自己管理を続けながら実習に臨めました。

友人と共に毎日積み重ねた勉強が、実習や試験での力になる

私は帰宅してから課題や自主学習をやるのではなく、夜8時まで大学に残ってやり切ると決めていました。勉強の支えになったのが、一緒に切磋琢磨してきた友人の存在です。1年次から友人と遅くまで勉強していたことで、実習や国家試験勉強、就職活動の際に、勉強の積み重ねが活きていることを実感しました。
 
皆さんも大学生活で大変な時期がきたとしても、一緒に勉強できる仲間がいれば乗り越えることができるはず。たくさんの経験を積み重ね、確かな知識と技術、看護師になる自信を身につけていってください。