センパイ!
学生の想い、卒業生の想いを聞きました!

充実した域実習を通し、
地域創生を担う人材になりたい

安藤 しおりさん
地域創生学部 地域創生学科 1年生(2023年取材時)
山梨県立甲府南高等学校 出身
地域創生_WEB_安藤

1年次から地域に飛び出し、フィールドワークの基礎を身につけた

高校の探求学習で、過疎化の進む地域で活動する企業のCM制作を行った経験から、地域創生に興味を持ちました。淑徳大学の地域創生学部への入学を決めたのは、同じく淑徳大学に通う兄の存在があったからです。兄から淑徳大学の魅力や雰囲気、大学生活の楽しさを聞き、自然と自分も通いたいと思うようになりました。なかでも地域創生学部は、地域創生に興味を持っていた私にとってぴったりな学部であり、自分のやりたいことを実践できる環境が整っていると感じ、入学を決めました。
 
この学科の魅力は、授業や実習を通して、将来地域創生を担う人材になるための力を身につけられることです。
 
1年次の第1クォーターでは、学科全員で埼玉キャンパスのある埼玉県三芳町を舞台に、フィールドワークの手法や調査のまとめ方などを学びました。私のチームは三芳町の「自然」をテーマに調査を実施。三芳町の竹間沢という地域で見られるホタルに焦点を当て、発表を行いました。地域の魅力や課題を発見する力や発想力はもちろん、チームで話し合う機会が多いため、コミュニケーション力も養うことができたと感じています。

「人口減少」をテーマに、自分なりの答えを見つけた笠間市での実習

そこから学びを広げ、第2クォーターからは、近隣の4つの地域のなかから1つを選択して実習を行っています。私は、茨城県笠間市を選択。その理由は、4つの地域のなかで唯一人口が減少している街だったからです。私の地元である山梨県甲府市も、同じく人口減少が問題となっている地域です。いずれ自分の街の人口減少や地方創生についても考えてみたいと思い、状況が似ている笠間市での実習を決めました。
 
笠間市では、市役所や資料館、賃貸農園を運営する地元企業などを訪問し、地域の魅力と課題を発見する実習に励んでいます。現在は、もともと興味を抱いていた「人口減少」という課題に対し、どのような解決方法があるのかを模索しています。調査を通して私が感じたのは、「地域活性化のためには、まず地域にいる人たちがその地域に愛着を持つことが大事ではないか」というもの。地域に愛着を持った人々と一緒にまちづくりを行い、関係人口、交流人口、さらには定住人口を増やしていければと考えました。実習を経て見つけた自分なりの答えをしっかりまとめ、学内で発表したいと思います。

地域にあるものを活かして新商品?サービスの開発に携わりたい

将来は、地域資源を活かして特産品を開発し、地域創生に貢献する仕事に就きたいと考えています。これまでの授業や実習でも「地域にあるものを活かす」ことの大切さを学びました。そうした知識や、実習を通して身につけた課題発見力、発想力を活かし、商品開発やサービス開発などに役立てていきたいです。3年次には、「新事業?商品開発論」という新事業や新商品開発の手法を専門的に学ぶ授業もあるので、今からとても楽しみにしています。
 
地域創生学部は、「地域に関わりたい」「人との交流を通して、地域に貢献したい」という想いを持った人にぴったりの学部です。自分のやりたいこと、興味のあることにとことん挑戦する気持ちを大切に、充実した4年間を過ごしてください。