センパイ!
学生の想い、卒業生の想いを聞きました!

日本人の仲間と共に学び
将来は母国?ベトナムに貢献したい

NGUYEN VAN BAO(グエン ヴァン バオ)さん
コミュニティ政策学部 コミュニティ政策学科 3年生(2023年取材時)
ベトナム 出身
留学生_WEB_グエン

災害大国?日本の団結力に感銘! 防災?復興政策を学びたいと考えた

母国のベトナムは洪水や台風などの自然災害が頻繁に起きる地域です。農業などの産業にも大きく影響するため、人々の暮らしを支える取り組みが必要とされています。日本も自然災害が多い国ですが、国民が一致団結して困難を乗り越える精神や、政府の防災?復興政策がとても素晴らしいと感じていました。
 
そこで、日本への留学を決意。日本語の勉強とともに、大学選びを始めました。このとき、淑徳大学の個別キャンパス見学会にも参加しています。希望していたのは、コミュニティ政策学科です。経済学、政策学、法律学、社会学などを幅広く学びたいと考えていた私にぴったりな学科であったのと、温かい校風や先生との距離の近さを感じ、「この学校で学びたい」と思いました。

苦手意識のあった「法律学」が、今では自分の専門分野に

印象に残っている授業は、1年次の必修授業「法律学概論」です。日本の法律を学ぶことに対して、最初はとても難しく感じていました。しかし、法律は私たちの日常生活に関わるものが多く、法律を学ぶことで自分自身が暮らしやすくなると実感することができました。たとえば、アルバイトをする場合には、労働基準法を知ることで労働者としての自分の権利を守ることができます。このような経験から法律に興味が沸き、以降は法律関係の選択科目を率先して履修するようになりました。
 
現在所属しているゼミでも、労働法律関連のテーマに取り組んでいます。実践的な学びが多く、千葉市と連携して消費者トラブルに関する施策を考案するカリキュラムにも挑戦しました。ゼミのメンバーと共に、ショート動画や学内放送などさまざまなアイデアを検討し、提案。このときに、「どのような施策を打ち出すのか」という視点だけでなく、「その情報をどのように市民に伝えるか」という視点がとても大事だと知ることができました。

仲間たちとチャレンジを重ね、壁を乗り越えていくのが楽しい!

実学教育を謳う淑徳大学はグループワークも豊富で、活発な意見交換が行われています。さまざまな考え方を知ることができるほか、日本語力、傾聴力、積極性、チームワーク力、リーダーシップ力なども身につきます。
 
かけがえのない仲間たちと共に、さまざまなことにチャレンジしていくのは、本当に楽しいことです。たとえ苦手と感じていたことでも、やってみたら興味を持てるかもしれませんし、失敗しても同じ志を持つ仲間が助けてくれるに違いありません。ですからみなさんも、淑徳大学で過ごす4年間は、チャレンジしたいことがあったらどんどん行動に移してほしいと思います。
 
卒業後は、日本の企業で社会人キャリアをスタートさせ、ゆくゆくはベトナムで国や地域に貢献するのが目標です。そのために、淑徳大学での残りの1年間はより充実させたいと考えています。